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どら
貯金・節約が大好きな30代医療職。

社会人となり500万円以上の奨学金を背負うも、わずか4年で返済するほど貯金大好き。

20代後半で "純資産1,000万円" 達成、コロナショックを機に本格的に投資を始め、32歳で "純資産3,000万円" を突破!

使う時は使う、貯める時は貯める…心が豊かになる満足度の高い節約術を紹介していきます。
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【要注意】楽天トラベルはキャンセル後にすぐ再予約できる?|空室反映時間と返金タイミング

【PR】本ページには広告が含まれます

「あ!予約したプランよりも安いプランが出ている!」

「しまった、クーポンの利用を忘れて予約してしまった……」

「急な予定変更で、日程を1日だけずらしたい」

楽天トラベルで宿を予約した後、こんな風に思ったことはありませんか?

どら

よりお得に泊まりたいと思うのは当然のことです!

そんな時、真っ先に思いつくのが「一度キャンセルして、すぐに予約し直す」という方法ですよね。

しかし、いざキャンセルボタンを押そうとすると、急に不安が襲ってくるものです。

「もし、キャンセルした瞬間に誰かに横取りされたらどうしよう?」

「キャンセル料だけ取られて、再予約できなかったら最悪だ……」

「宿の人に『またこの人か』って迷惑がられないかな?」

どら

その不安、痛いほどよくわかります!

特に人気の宿や繁忙期の予約であればなおさら、その「一瞬の空白」が命取りになるのではないかとドキドキしてしまいますよね。

結論から言うと、楽天トラベルでのキャンセル後の再予約は基本的に可能です。

多くの人が日常的に行っているテクニックでもあります。

しかし、そこには「システムの反映タイムラグ」や「返金の仕組み」、「ホテルの在庫管理の裏側」など、知っておかないと損をする落とし穴がいくつも潜んでいます。

本記事では、楽天トラベルのシステム仕様を徹底的に深掘りし、「キャンセルから再予約」を成功させるための完全ガイドをお届けします。

これを読めば、もう再予約のタイミングで冷や汗をかくことはありません。

損をせず、スマートに旅の予約をアップグレードする方法を一緒に見ていきましょう。

本記事の重要ポイント
  • キャンセル後の再予約は可能だが、部屋を他人に取られるリスクはある。
  • 空室反映は基本即時だが、システム遅延や売り止めで復活しない場合もある。
  • 最も安全なのは「新しい予約を先に確保してから古い予約をキャンセル」。
  • キャンセル料の発生日と返金不可プランを必ず確認する。
  • 天候トラブル時は自己判断でキャンセルせず、まず宿へ相談する。
  • クーポンは「予約完了順」で消えるため、適用可能か事前確認が重要。
  • カード決済は枠が一時的に二重利用になり得るため、限度額に注意。
  • 大量確保や直前キャンセルの連発はNG。
  • 二重予約の消し忘れにも注意。
  • 直前の変更や取り直し時は、宿へひと言連絡するとトラブルを防ぎやすい。
もくじ

楽天トラベルでキャンセル後すぐに再予約は可能?

まずは、誰もが一番気になっている「そもそもキャンセルしてすぐに予約し直せるのか?」という基本的な疑問から解消していきましょう。

仕組みを正しく理解すれば、恐れる必要はありません。

キャンセル後すぐ再予約しても問題ない?

結論として、キャンセル直後の再予約は全く問題ありませんし、規約違反でもありません。

楽天トラベルを利用しているユーザーの間では、「予約の取り直し」は非常に一般的な行為です。

例えば、以下のようなケースは日常茶飯事です。

  • 予約時は定価だったが、数日後に「楽天スーパーSALE」が始まり、安くなったので取り直した。
  • 予約後に「5と0のつく日」のクーポンが使えることに気づき、一旦キャンセルしてクーポン適用価格で予約し直した。
  • 禁煙ルームが満室で喫煙ルームを取っていたが、禁煙ルームに空きが出たので乗り換えた。

システム上も、同じアカウントが同じ宿を予約し直すことを制限する機能はありません(※一部の転売目的とみなされるような異常な回数の繰り返しを除く)。

ただし、ここで最も重要なのが「在庫(空室)の動き」です。

あなたがキャンセルボタンを押した瞬間、その部屋はシステム上で「空室」に戻ります。

理屈の上では、その「空室」をすぐに自分が拾えば再予約完了です。

しかし、この「空室に戻るスピード」と「誰がそれを拾うか」という点において、いくつかのリスクが存在します。

「自分のキャンセルした部屋は、自分専用に取り置きされるわけではない」

どら

この大原則を忘れないようにしましょう!

世界中の誰かが、まさにその瞬間、その宿のページを見ているかもしれないのです。

キャンセルを繰り返すのは迷惑?

「何度も予約したりキャンセルしたりすると、ホテルに迷惑がかかるのでは?」

「ブラックリストに載らないか?」

と心配される心優しい方も多いでしょう。

これについては、「タイミング」と「頻度」によります。

ホテル側の反応とその根拠を、以下の表にまとめました。

スクロールできます
ケースホテル側の反応理由
数ヶ月〜数週間前の取り直し全く問題なしまだ在庫調整の期間内であり、システムで自動処理されるため、スタッフの手間もかかりません。
より良いプランで泊まってくれるなら歓迎です。
クーポンの適用忘れでの取り直し問題なしよくあることです。
むしろチェックイン時に「クーポン使えてないけど大丈夫ですか?」と聞く手間が省けるので、事前に直してくれるのは助かります。
宿泊前日・当日の取り直し少し困る場合がある食事の準備や部屋割り(アサイン)が完了している場合、一度リセットして設定し直す手間が発生します。
また、キャンセル料の処理なども発生するため、現場はバタつきます。
とりあえず予約(仮押さえ)の繰り返し非常に迷惑「泊まるかわからないけど、とりあえず4部屋押さえておく」→「直前で3部屋キャンセル」という行為は、本当に泊まりたい他のお客様の機会を奪い、ホテルにとっても大きな損失になります。

要するに、「より良い条件で泊まるための前向きな取り直し」であれば、ホテル側も不快には思いません。

むしろ、予約内容が確定しないまま放置されるよりも、早めに確定してもらった方が助かるのです。

ただし、システム通知メールはホテルに届きます。

「〇〇様 キャンセル通知」「〇〇様 新規予約通知」というメールが連続して届くことになりますが、フロントスタッフは「あ、プラン変更だな」と察してくれるので、過度な心配は不要です。

楽天トラベルでキャンセルした分はいつ反映される?

ここが最も重要なポイントです。

「キャンセルしたのに、空室カレンダーが『×』のままなんだけど!?」という現象に出くわしたことはありませんか?

どら

私もこの状況に陥ってめっちゃ焦りました…!

楽天トラベルのシステムにおいて、キャンセルデータが空室在庫に反映されるまでには、数秒〜数十分のタイムラグが発生することがあります。

1. 即時反映されるケース(基本パターン)

通常、楽天トラベルのシステムで管理されている在庫は、ユーザーがキャンセル処理を完了した瞬間に自動的かつ即時に在庫が戻る仕組みになっています。

あなたがキャンセルボタンを押す → 完了画面が出る → トップページに戻って検索 → 「○(空室あり)」になっている。

これが理想的な流れで、体感としては数秒〜1分程度です。

2. 反映に時間がかかるケース(要注意パターン)

しかし、以下のような場合は反映が遅れる、あるいは反映されないことがあります。

  • サイトコントローラー(在庫一元管理システム)の遅延
    • 多くのホテルは、楽天トラベルだけでなく、じゃらん、Booking.com、自社サイトなどの在庫をまとめて管理する「サイトコントローラー(例:TL-リンカーン、手間いらず)」を使っています。
    • 楽天でキャンセル発生 → サイトコントローラーに信号が飛ぶ → 各サイトの在庫を調整、という通信が発生するため、数分間のタイムラグが生じることがあります。
  • 手仕舞い(販売停止)設定
    • 宿泊日が近い場合、ホテル側が「これ以上の予約は受けられない」と判断し、手動で在庫を「売り止め」にしていることがあります。
    • この場合、あなたがキャンセルしても、自動的に在庫は復活しません。
    • ホテル側が手動で「1室戻す」操作をしない限り、ネット上には出てこないのです。
  • 楽天トラベルのサーバー負荷
    • 楽天スーパーSALE開始直後など、アクセスが集中している時は、システム全体の処理が重くなり、在庫反映が遅れることがあります。

「キャンセルしたはずなのに部屋が出ない!」と焦って何度もリロードするのは精神衛生上よくありません。

「基本は即時だが、例外もある」と覚えておきましょう。

天候によるキャンセルはキャンセル料がかかる?

台風や大雪、地震などの自然災害で旅行に行けなくなった場合。

「キャンセルして再予約」以前に、キャンセル料がかかるのかどうかが心配になりますよね。

基本的に、ユーザー自身の操作でキャンセルすると、システムは自動的に規定のキャンセル料を請求するフローに入ります。

「台風だから仕方ない」と自己判断してポチッとキャンセルしてしまうと、通常の自己都合キャンセルと同じ扱いになり、キャンセル料の請求メールが届いてしまう可能性があります。

知っておくべき規定の例外

楽天トラベルや多くの宿泊施設では、公共交通機関がストップして物理的に到達できない場合などは、キャンセル料を免除する措置(ノーチャージ)を取ることが一般的です。

しかし、これはシステムが自動で判断してくれるわけではありません。

  1. 自己判断でキャンセルしない
  2. 特例措置の確認
    • 楽天トラベル上で現在の災害に関する対応として、キャンセル料免除の対象地域や期間が発表されることがあります。
  3. 施設側の処理
    • 施設に電話をして事情(電車が運休した等)を説明すれば、施設側が管理画面で「キャンセル料免除」の操作を行ってくれます。

「再予約」の話に戻すと、台風で日程をずらしたい場合も、「まずは今の予約をどうするか」を施設に相談してから新しい予約を入れるのがベストです。

どら

こういった状況ではまず電話で連絡が良いですね!

勝手にキャンセルして再予約すると、古い予約のキャンセル料と新しい予約の宿泊費の二重払いになるリスクすらあるからです。

キャンセル料はどうなる?予約取り直しでキャンセル料が発生するケース

「予約を取り直すだけだから、ホテルにお金は落ちるし、キャンセル料なんてかからないでしょ?」

どら

そう思うのは危険です!

システムは冷酷です。

キャンセル料が発生する期間(キャンセルポリシー)に入っている場合、いかなる理由であれ、ボタンを押した瞬間にキャンセル料が発生します。

よくあるキャンセルポリシーの例

  • 宿泊日の3日前まで:無料
  • 宿泊日の2日前:宿泊料金の30%
  • 前日:宿泊料金の50%
  • 当日:宿泊料金の80%〜100%

例えば、宿泊2日前に「もっと安いプランが出た!」と思って、1万円の予約をキャンセルして9,000円のプランを取り直したとします。

  • 旧予約のキャンセル料:3,000円(30%)
  • 新予約の料金:9,000円
  • 合計出費:12,000円

これでは、安くなるどころか2,000円の損です。

予約を取り直す際は、必ず「現在の予約詳細画面」でキャンセルポリシーの日付を確認してください。

「〇月〇日 23:59までは無料」といった記述が必ずあります。

その時間を1分でも過ぎれば、キャンセル料の対象となります。

どら

ここはシステム的に処理されちゃうので気をつけましょう!

楽天トラベルでキャンセル後の再予約で損しない方法

仕組みを理解したところで、次は「攻め」の話です。

キャンセル再予約を駆使して、いかにお得に泊まるか…その具体的なテクニックと、損をしないための防御策を解説します。

キャンセル後に再予約するメリット

なぜリスクを冒してまで再予約をするのか。

それは、得られるメリットが非常に大きいからです。

  1. クーポンの後付け
    • 楽天トラベルでは、予約完了後にクーポンを適用することはできません(※一部機能で可能な場合もありますが、基本は予約時適用)。
    • 「予約時には気づかなかった5,000円オフクーポン」などが見つかった場合、取り直す価値は十分にあります。
  2. ポイント倍率の変動
    • 「5と0のつく日(5, 10, 15…)」は、楽天トラベルで予約するとポイントが5倍(要エントリーなど条件あり)になるキャンペーンが頻繁に行われています。
    • 通常日に予約したものを、15日に取り直すだけで、数千ポイントの差が出ることがあります。
  3. 直前割・タイムセール
    • 宿泊日が近づくと、ホテル側が空室を埋めるために「直前割」プランを出すことがあります。
    • 早期予約よりも安くなっているケースも珍しくありません。
  4. プラン内容のアップグレード
    • 同じ値段で「料理グレードアップ」や「高層階確約」などのプランが出ている場合もあります。

これらを活用すれば、同じ宿・同じ日程でも、実質価格を数千円〜数万円下げることが可能です。

どら

まさに知っている人だけが得をする世界です。

予約取り直しで使える代表的なクーポン

再予約を検討する際にチェックすべき、楽天トラベルの強力なクーポンを紹介します。

これらが適用できるなら、再予約の手間をかける価値があります。

  • 宿クーポン(RaCoupon)
    • 各宿泊施設が独自に発行しているクーポン。
    • 1,000円〜3,000円程度が多く、枚数限定ですが、頻繁に補充されます。
  • 楽天スーパーSALEクーポン
    • 年4回開催されるセールの目玉。
    • 1万円以上の割引など、割引率が非常に高いのが特徴。
    • 競争率が高いですが、キャンセルが出れば復活します。
  • 5と0のつく日クーポン
    • 高級宿や温泉宿で使える5%〜10%OFFクーポン。予約日が特定日に限られますが、効果は絶大です。
  • 自治体発行の旅行支援クーポン
    • 「〇〇県民割」や、観光復興のための特別クーポン。
    • 予算上限に達すると消えますが、誰かがキャンセルするとポッと復活することがあります。
どら

お得に再予約をするために最新クーポンを意識しましょう!

再予約時にクーポンが使えない原因と対処法

「クーポンがあるから取り直そう!」と意気揚々とキャンセルし、いざ再予約しようとしたら「クーポンが適用できません」というエラーが出る。

これが最も恐ろしいパターンです。

なぜそんなことが起こるのでしょうか?

  1. 「先着利用枚数」の上限に達している
    • 多くのクーポンには「先着〇〇枚」という上限があります。
    • これは「獲得した数」ではなく「予約完了した数」でカウントされます。
    • あなたがクーポンを持っていても、キャンセルして再入力している数秒の間に、他の誰かがそのクーポンを使って予約を完了させてしまえば、もう使えません。
    • 対策としてはクーポンページで「残り利用可能枚数」を確認してから動きましょう。
    • 残り数枚なら、リスクが高すぎます。
  2. 利用条件の不一致
    • 「大人2名以上」「金・土曜日は除外」「1泊3万円以上」など、細かい条件があります。
    • 新しいプランが安すぎて、クーポンの最低金額を下回ってしまい、使えなくなるという皮肉なケースもあります。
  3. クーポンの有効期限切れ
    • 獲得してから時間が経っており、実は期限が切れていたというケース。

「キャンセル前に、必ずテスト予約をしてみる」のが最大の防御策です。

実際に予約確定ボタンを押す直前まで進み、クーポンが適用されるか、最終金額はいくらになるかを確認します(もちろん確定はしません)。

確認できたら、別のタブで元の予約をキャンセルし、すぐにテスト予約の方を確定させるのです。

楽天カード決済でのキャンセル後に再申し込みできる?

支払い方法に関しても注意が必要です。

特にクレジットカード決済(事前カード決済)を選んでいる場合です。

「キャンセルして再予約」=「一度返金されて、再度課金される」というプロセスになります。

ここで問題になるのが「カードの利用可能枠(限度額)」です。

一時的な「二重枠確保」のリスク

クレジットカードの仕組み上、キャンセルデータがカード会社に届いて利用枠が解放されるまでには時間がかかります。

例えば、限度額30万円のカードで、10万円の宿を予約していたとします(残り枠20万円)。

  1. 10万円の予約をキャンセル(枠はまだ10万円埋まったまま)。
  2. すぐに10万円で再予約。
  3. カード会社には、一時的に合計20万円分の請求データが乗る形になります。

もし、利用限度額ギリギリの状態でこれをやると、再予約の決済時に「エラー(G12など)」が出て予約できないという事態に陥ります。

キャンセルしたのに、新しい予約もカードが通らずに取れない……まさに最悪のシナリオです。

対策方法

  • 別のクレジットカードを用意しておく。
  • 利用限度額に十分な余裕があるか確認する。
  • 一時的に「現地決済」を選択して枠を確保し、後でカード払いに変更できないか検討する(※楽天トラベルは予約後の決済方法変更は基本的に不可なので、最初からカードが通るかどうかが勝負です)。

返金はどれくらいで戻る?楽天トラベルの返金スケジュール

「キャンセル料無料期間にキャンセルしたのに、まだ返金されない!」

お金に関することなので、非常に不安になりますよね。返金のタイミングは、決済方法によって大きく異なります。

1. クレジットカード決済の場合

これが最も複雑で、時間がかかります。

  • 締め日前
    • キャンセル情報がすぐに届けば、請求自体が取り消され、引き落としはされません。
  • 締め日後
    • 一度引き落とされてしまい、翌月または翌々月にカード会社から返金(または相殺)されます。
    • 例:10月に予約&キャンセル → 11月に一旦引き落とし → 12月にマイナス処理で返金。

「忘れた頃にお金が戻ってくる」という感覚です。

すぐに現金が手元に戻るわけではないので、高額な宿泊費の場合は資金繰りに注意してください。

2. デビットカード・プリペイドカードの場合

ここが一番の要注意ポイントです。

デビットカードは「即時引き落とし」が基本です。

予約ボタンを押した瞬間に口座からお金が消えます。

そしてキャンセルした場合、返金されるまでに数週間〜最大2ヶ月(カード会社による)かかることがあります。

再予約をするには、口座に「もう1回分」の残高が必要です。

「返金されるまで次のお金がない」という状況になりがちなので、デビットカード利用者は特に慎重になる必要があります。

どら

キャンセルは慎重に!

3. コンビニ決済の場合

楽天トラベルには銀行振込での返金システムがあります。

別途案内メールが届き、口座情報を登録して返金を受ける形になります。

手続きの手間がかかることを覚えておきましょう。

空室の反映タイミングは?宿側が反映するまでの仕組みと例外

記事の前半で「システム的なタイムラグ」について触れましたが、ここでは「ホテル側の人間による操作」という視点で、空室反映の仕組みを深掘りします。

再予約を成功させるためには、敵を知ることが大切です。

ホテルの残室管理のリアル

ホテルには「販売数」と「提供数」という概念があります。

  • 自動ランクアップ機能
    • 例えば、スタンダードルームが満室になった際、自動的にデラックスルームをスタンダードの値段で販売する設定にしているホテルがあります。
    • あなたがスタンダードをキャンセルすると、自動的に在庫が調整され、元のデラックスの在庫に戻ってしまうことがあります。
    • つまり、キャンセルした「安い部屋」がそのまま復活するとは限らないのです。
  • オーバーブッキング対策
    • ホテルは時々、実際の部屋数よりも多く予約を取ることがあります(キャンセルを見越して)。
    • もしオーバーブッキング状態(部屋数100に対して予約105など)の時にあなたがキャンセルしても、予約は104になるだけで、空室在庫は「0」のままです。
    • 「キャンセルしたのに『×』のままなのはなぜ?」という疑問の答えは、これであることが多いです。
    • この場合、あなたが手放した部屋は、すでに待っていた(溢れていた)誰かのために消費されてしまうのです。

楽天トラベルのキャンセルと再予約でトラブルを避けるポイント

ここまで読めば、仕組みはほぼマスターできたはずです。

最後に、実践で失敗しないための「鉄則」と、万が一トラブルが起きた時の対処法を伝授します。

キャンセル反映が遅い時の対処法

キャンセルしたのに、10分経っても20分経っても再予約できない(在庫が出ない)。

焦ってホテルに電話したくなりますが、少し待ちましょう。

ホテルに電話すべきケース

  • 「今すぐ」予約しないと泊まるところがない場合(当日予約など)
    • 「先ほど楽天トラベルでキャンセル操作をしたのですが、ネット上で在庫が戻りません。同じ条件で再度予約したいのですが、お電話で受け付けてもらえませんか?(もしくはネット在庫を戻してもらえませんか?)」と相談するのはアリです。
  • システムエラーの表示が出た場合

ホテルに電話すべきでないケース

  • 数ヶ月先の予約の取り直し
    • ホテル側も忙しい時間に、数ヶ月先の1室の在庫反映について電話対応するのは負担になります。
    • また、前述の「オーバーブッキング解消」で在庫が出ないだけかもしれないので、電話しても「満室です」と言われるだけです。

予約取り直しで注意すべきNG行動

これだけは絶対にやってはいけない!というタブーがあります。

  1. 「とりあえず二重予約」からの「無断キャンセル」
    • 新しい予約を確保してから古い予約をキャンセルするのは賢い方法ですが、古い予約のキャンセルを忘れると大惨事です。
    • 当日ホテルから「2部屋用意してますが、まだですか?」と電話が来て、100%のキャンセル料を払う羽目になります。
  2. キャンセル料発生期間中の「安易なプラン変更」
    • 「朝食付きに変更したいから」といって、前日にキャンセル→再予約。数百円の朝食をつけるために、数千円のキャンセル料を払うことになります。
    • プラン変更は、キャンセルせずにホテルに電話で「朝食を追加したい」と伝えるのが正解です。
  3. 同一日程での大量確保
    • 「友達と相談中だから」と、とりあえず3つのホテルを予約し、直前で2つキャンセルする。
    • これは楽天トラベルの監視システムに引っかかり、最悪の場合アカウント停止等の措置が取られる可能性があります。

ホテルに迷惑をかけない正しい予約の取り方

スマートな旅行者として、以下の手順を推奨します。

  1. 新しい予約を先に確保する(可能なら)
    • 空室があるなら、先に新しい条件で予約を完了させます。
    • 予約番号が発行されたのを確認してから、古い予約をキャンセルします。
    • これが最も安全で、部屋を失うリスクがゼロです。
  2. 備考欄を活用する
    • 新しい予約の備考欄に「先ほど予約番号〇〇をキャンセルして取り直しました。同一人物です」と一言添えておくと、ホテル側は非常に助かります。
    • 「あ、この人は重複予約じゃなくて、取り直しね!」と即座に判断でき、部屋割りなどを引き継いでくれる可能性があります。
  3. 電話で変更依頼をする(プラン変更のみの場合)
    • 部屋タイプを変えず、食事の有無や人数の変更だけであれば、わざわざ取り直さなくても、ホテルに電話すればその場で変更してくれることが多いです。
    • クーポンを使いたい場合は取り直し必須ですが、軽微な変更なら電話が一番早いです。

キャンセル料をゼロに近づけるチェックポイント

「キャンセル料がかからないか」を最終確認するチェックリストです。

再予約ボタンを押す前に、指差し確認してください。

  • キャンセルポリシーの日付と時間は過ぎていないか?
    • 「宿泊日の3日前」は、宿泊日が10日なら、7日の23:59までか、それとも7日の宿泊時刻までか?
    • 楽天トラベルの表示をよく確認しましょう
  • プラン自体が「キャンセル不可」ではないか?
    • 「返金不可プラン」「事前決済限定・キャンセル不可」という激安プランが存在します。
    • これは予約した瞬間にキャンセル料100%です
  • 現在適用されているクーポンの期限は切れていないか?
    • キャンセルしたら戻ってくるはずのクーポンが、実は昨日で期限切れだったということもあります

直前キャンセルや天候キャンセル時のスマートな対応方法

最後に、予期せぬトラブル時のマナーです。

もし、当日や前日にやむを得ずキャンセルして再予約(あるいは日程変更)をする場合は、システム操作だけでなく、一本電話を入れるのが大人のマナーです。

「すみません、楽天トラベル上で操作しますが、日程を変更したくて一度キャンセルして取り直します」

この一言があるだけで、ホテル側はあなたを「丁寧なお客様」と認識し、次回の宿泊時に良い部屋をアサインしてくれるかもしれません。

どら

ホテルマンも人間ですからね!

特に天候キャンセルの場合、無言でキャンセルするとキャンセル料が請求されますが、電話で相談すれば免除になる可能性が高いのは前述の通りです。

「困った時は、システムより先に人へ連絡」

これがトラブル回避の究極のコツです。

まとめ:楽天トラベルでキャンセル後に再予約は可能か?

長くなりましたが、今回の記事のポイントをまとめます。

本記事のまとめ
  1. 再予約は可能!
    • 多くの人がやっている賢い節約術です。
  2. 在庫反映は基本「即時」。
    • ただし、システム遅延やホテルの設定次第で戻らないこともあるので、部屋を失うリスクはゼロではない。
  3. 一番安全なのは「新予約確保→旧予約キャンセル」。
    • 空室があるならこの順番を守りましょう。
  4. キャンセル料発生期間に注意
    • 数百円安くするために数千円払う本末転倒にならないように。
  5. カードの返金は遅い
    • 特にデビットカードは要注意。
    • 資金に余裕を持って。
  6. クーポンは「予約完了順」
    • 持っていても使えないことがあるので、残り枚数をチェック。

楽天トラベルは使いこなせば最強の旅のパートナーです。

システムの仕組みを理解し、キャンセルと再予約を恐れず、でも慎重に使いこなして、あなたの旅行をよりお得で快適なものにしてくださいね!

それではー。

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この記事を書いた人

節約貯金が大好きな30代男性
・20代後半で貯金に目覚め、貯金1,000万円達成
・30代前半で資産5,000万円突破
・30人未満の少人数結婚式で120万円の値引き交渉に成功
・趣味は貯金と似ていてコツコツ行うジグソーパズル

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